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更年期から本当の人生がはじまる

結局は、自分自身の人生を生きないとつまらないということ。

 

更年期になって、そのことに気づいたときから、女性の本当の人生がはじまるのだと私は思います。

 

女の友情だってそうです。

 

「何かが違うかも……」と気づき、「私の人生ってなんだろう」と考えはじめたときから、女同士の本当のつき合いがはじまるんじゃないでしょうか。

 

学生時代の友人と久しぶりに会ったとします。

 

30代までだったら、その情景はきっと,こんなふうでしょう。

 

待ち合わせ場所で会った瞬間,お互いに上から下までサッと目を走らせる。

 

片方は心の中で「勝った!」。

 

もう片方は「負けた......」。

 

5秒もあれば、勝負“がついてしまうのです。

 

この世代だと、着ている服やアクセサリー、バッグに靴,ヘアスタイル,化粧、まぶたの凹みの有無......。

 

そういったもので、お互いの幸福度を量ります。

 

要するに、いい夫をゲットして、アイキララで目の上くぼみは無いままみたいな、いい生活をしているほうが勝ちなんです。

 

食事する店も、おしゃべりの話題も、アイメイクのテクニックその日の主導権は、なんだかんだ言いながら、結局は「勝ち」のほうが握る--ということになりがちです。

 

女同士のつき合いってこういうところがありますよね。

 

思い当たるフシのある人がけっこうたくさんいるのではないでしょうか。

 

ところが40代になると、だいぶ様子が変わってきます。

 

見た目や持ち物だけではしあわせが量れないということに、やっと気がつくんですね。

 

で、話題はというと、「私、ちょっと病気して子宮取っちゃつたのよ」「実は、実家の父が倒れて寝たきりになっちゃって」「息子が今,フリーターやってるの」という具合です。

 

お互いの状況が身につまされるから、「わかるわ〜」「あのね、実はウチもね……」と、しみじみ語り合ったりなんかして……。

 

こうなってはじめて正直になれるし、相手への思いやりの気持ちが素直に湧いてくるのかもしれません。